マインドマップ、ご存知ですか?手帳好きノート好きの方なら、既にご存知の方も多いかもしれませんね。
私はマインドマップが好きで公式資格(Tony Buzan認定 Mind Map Advance Practitioner)を取得しているのですが、折角なので今回は思考整理やノート術であるマインドマップについて少し触れたいと思います。
マインドマップ(MindMap)とは
マインドマップは、セントラルイメージといわれるテーマやトピックを表すイメージを中心に、枝を外に伸ばすように、放射状にキーワードやイメージを追加していく、メモの取り方、ノートの書き方です。
マインドマップは、脳の第一言語といわれる「イマジネーション(想像すること)」と「アソシエーション(連想すること)」を活用しているため、人間の脳を最大限に使い、記憶力、想像力、発想力、集中力などを飛躍的に高めることができると言われています。
また、マインドマップには正式な定義があり、描くときは7つのルールを守る必要があります。世には多くの「マインドマップ」と呼ばれる図が存在しますが、ルールに従っていないものは、脳の第一言語の真価を発揮する事は残念ながら出来ないとされています。
マインドマップの正しい書き方(7つのルール)
では、脳の第一言語の恩恵を受ける、マインドマップの書き方のルールを以下にご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
- 用紙:A4サイズ以上が望ましく、無地の用紙を横向きで使う
- セントラルイメージ:中心にはテーマやトピックとなる絵を描く。(絵が苦手ならば、ハートマークや雲マークなどでも)
- カラー:たくさんの色を使う
- ブランチ:有機的な曲線(滑らかな線)を放射状に描く。枝のように中心ほど太く、だんだん細くなる。ブランチは必ず繋がっている。
- キーワード:枝の上にキーワードをバランスよく乗せる。1ワード1ブランチ。
- 構造化:Basic Ordered Idea(BOI)と言われる、基本アイデアを書く。太い枝には大カテゴリーのキーワードで、階層化して広がりや連鎖を連結させていく。
- 楽しむ:人に見せるためでなく、自分が自由に楽しく描くことが重要。
TEFCASの法則
ビジネスシーンでよく利用される「PDCAサイクル」はご存知の方も多いかと思いますが、マインドマップの創始者であるトニー・ブザン氏によって提唱された、成功へと導く考え方「TEFCAS(テフカス)」についても、あわせてご紹介したいと思います。
T(Trial)・・・まずは試してみる(試行)
E(Event)・・・そして実行してみる
F(FeedBack)・・・何かしらのフィードバックを得て
C(Check)・・・観察したり、確認したり、点検したりして
A(Adjust)・・・修正などを行い、調整することを繰り返して
S(Success)・・・成功にたどり着く
TEFCAS(テフカス)については、子どものプログラミング教育を考える、私のもう一つのブログ「子どもと未来とアルゴリズム」でもご紹介していますので、興味のある方は是非読んでみてくださいね!
kodomo-mirai-algo.hatenablog.jp
おすすめ書籍
では、最後に私がお気に入りのマインドマップの書籍をご紹介したいと思います。
- 作者: 矢島美由希
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: Kindle版
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マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術
- 作者: トニー・ブザン,神田昌典
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: 単行本
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- 作者: トニー・ブザン,バリー・ブザン,近田美季子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/16
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モヤモヤをマインドマップに
前回の記事で、現在モヤモヤの棚卸中であることに触れましたが、このモヤモヤ達も少しずつですがマインドマップに落とし込んでいきたいなと思っています。またマインドマップになった時は、ブログでも記録として残していこうと思いますので、興味のある方は是非参考にしてみてくださいね。